原爆の日に見るマスメディアの変化
本日8月6日は、人類史上、初めて原子爆弾が実戦において使用された日としてその歴史に刻まれています。被爆地となった広島では、毎年、市主催の平和記念式典が開かれ、原爆によって尊い命をなくされた方々の御霊を慰めております。例年ですと、長崎に投下された8月9日と並んで、原爆日には、実体験に基づくドキュメンタリーであれ、創作されたドラマであれ、マスメディアを挙げてその悲惨さを伝えるための特集番組等が組まれています。ところが、全く消えてしまったわけではないにせよ、今年は、どこかトーンダウンしているように思えます。日本国内を覆う空気に微妙な変化が感じられるのです。推測される第一の要因は、中国や北朝鮮といった諸国の影響です。従来、日本国ではマスコミ人と言えば左派と見なされるほど、左翼思想が広く蔓延してきた分野でした。左翼の人々...原爆の日に見るマスメディアの変化