冤罪（えんざい）

「森友学園偏向」根源は「特定秘密保護法」「平和安全法制」/ウクライナ侵略

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左翼法則「悪意認定すれば自説正しい」の法則/北京五輪外交ボイコット

北京五輪が近づくにつれて反日左翼TV局の報道内容が変化して来た。これまでは クリック協力お願いします。ツイッター@moriezokikorro 副アカウント等…

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九州歩き旅　 （３） 佐藤らて

九州歩き旅　（３）佐藤らも私が今回あらためて歩きながら考えたことは、これは他のところに述べたことですが、歩くこととは祈りであるということです。私はかつて、それこそ朝から夕までありとあらゆるものに向かって祈りながら幾日も歩き続けるということがありました。「歩くことは祈りである」というのは、そういう「祈りながら歩く」という意味ではありません。歩くことそのものが祈りである、という意味です。そんな風に思い始めたのは、３・１１以降、幾度となく福島を歩き始めたときからでした。えー、祈るということは、人間の共同性を確認するような行為だと私は思うのです。そんな「哲学」的なことを思いながら、ある一人の仲間のことを思いだし、ここで紹介したいと思ったのでした。＊永井文弥さんは、非公然活動３０年余の革命家であり、２０１２年１２月3日に亡くなった。享年６６歳でした。おびただしい人たちが革命運動に献身し、ほんとに数えるほどの人たちの記憶の中でだけ残り、あるいは誰からも記憶されることさえなく「前線」から姿を消している。革命運動というのは、そういうふうに「階級に生きる」人たちによって支えられている。永井文弥さんは、そういう典型的な一人でした。心ならずも２００６年に直腸がんの発病があって公然面に移行した。その時は、３０年ぶりに公然面に出てくるのだから、彼にとっては前進社というのも初めてのことであり、その前進社に知っているのは私だけというので私の名前を出して前進社に入った。公然面に浮上しても、彼には住民登録がないどころか、戸籍すら抹消されていた。その闘病生活は、戸籍の復活から始まったのでした。この夏、自治労大会が金沢で開催されたおり、これも例によって私は小松から金沢までを歩いたのでしたが、奇しくも彼の生まれた辰口町、そして彼の出身高校である県立金沢泉丘高校をニアミスしていたのでした。　永井さん、あなたの意志を私が引き継ぐ決意です。了

九州歩き旅　 （２） 佐藤らて

九州歩き旅　（２） 佐藤らもで、今年は鹿児島県の出水から熊本へとたどったのでした。出水から歩き出すと数時間で熊本県に入る。そこは水俣です。袋、月浦、水俣、津奈木、芦北、向かいには恋路島、御所浦島、石牟礼道子の『苦界浄土』を読んだ方はどれも聞いた覚えのある地名だと思います、そういう名前が次々に出てくる。水俣も日本全国の都市と同じように、マックやユニクロこそなかったけれども、すき家もガストもしまむらもあり、もちろんコンビニもあった。そしてその昔歩いたときとは、「水俣病の現場」もすっかり変わり果てていた。その昔水俣駅前にあった窒素水俣工場から不知火海に百間港に長く伸びて、そこを通じて工場のメチル水銀は流され、ヘドロとして沈殿した。その百間港がすっかり埋め立てされ、いかにも「何にもありませんでした」と言いたげな広い公園に変わっていたのであった。そうではあっても、水俣の景色というのは、すぐ目の前に迫ってみえる島が重なり、小さな岬に囲まれた湾や港が続き、あたかも『苦界浄土』にあったような、朝、漁を終えた老人が持ち帰った魚をさばき、それをさかなに焼酎を飲んで眠りにつくという生活が今でもあるんじゃなかと思わせるものなのでした。上に挙げた「九州の旅」というのは、どれもこれも我ながら笑っちゃうほどのセンチメンタル・ジャーニーそのものなのですが、今度の旅は特にそうだった。「しわしわ」になる前に亡くなった人と唯一、一緒に歩いたのが水俣だったのです。つづく

九州歩き旅　 （１） 佐藤らて

九州歩き旅　（１） 佐藤らもこれまで何度かこの欄で福島行について書かせていただきましたが、私は、この１０年間というもの毎年１１月全国労働者集会が終わると大概九州を歩いていた。ドリカム・吉田美和に「いつか私があなたのところにいくとき、しわしわなってても、きっと私をみつけてね」みたいな歌詞の歌がある。ああ、これは吉田さんが喪した人への思いを歌っているんだろうな、と気づいた。何を隠そう私も、これからは相当に遠いけれども少しばかりは似た思いで歩いていたのであった。＊これまで歩いた九州の旅というのは主なものをあげると次のようなものでした。最初は白装束に身を包んだお遍路だった。愛媛の松山から「逆打ち」（四国を時計回りに回るのが「順打ち」、逆に回るのが「逆打ち」という）で久万高原に登り、そこから峠を二つ越して白子に出て、大洲を経ながら遍路コースを離れ、八幡山からフェリーに乗って、伊方原発のある佐多岬半島をずっと右手に眺めながら大分の臼杵に渡る。そこからは犬飼～竹田～阿蘇とたどって熊本に入った。これがその後の熊本詣でを決定づけることになったのでした。その後、②熊本の北にある玉名というところから対岸の普賢岳を見ながら海沿いに熊本に入った。③江戸時代に軍事道路としてつくられた豊後街道を、熊本～阿蘇～久住～大分、④高千穂～延岡、⑤熊本の南にある宇土～半島と島を伝いながら島原、⑥八女～山鹿～合志～熊本、というようなものであった。これ以外にも８・９長崎や自治労大会など、機会を見つけては歩いていた。つづく

　謹賀新年　

　謹賀新年　迎賓館・横田でっち上げ爆取弾圧は、１９８６年、昭和天皇の在位６０年式典と東京サミットに反対して、サミットの会場であった赤坂迎賓館と、米軍の横田基地に向けて中核派革命軍がロケット弾を発射した事件に対する報復弾圧です。無実の須賀さん十亀さん板垣さん福嶋さんの４氏を、爆発物取締罰則(爆取)という極悪の治安弾圧法の第一条適用という重刑弾圧によって、無実を承知の上で１６年間もの長きにわたって監獄に未決拘留し続けました。１９８６年以来、実に３０年間にわたる弾圧にたいして須賀さん十亀さん板垣さん福嶋さんの４氏は、不屈に闘いぬいています。　須賀さん十亀さん板垣さんの裁判では、１８年にわたる事実審理の結果の無罪判決となりました。しかし、控訴審では一度の事実審理もせずに無罪判決を覆しました。この反動判決を受けて差戻一審は有罪判決、差戻控訴審は控訴を棄却するという政治的な冤罪事件です。須賀さん十亀さん板垣さんは差戻上告審で無実＝無罪をかちとるために全力で闘っています。　府中刑務所で懲役刑に処されている福嶋さんは、再審請求をしています。迎賓館・横田事件裁判被告団は、差戻上告審そして再審請求で「無実は無罪に！」を実現するために全力で邁進致します。２０１６年、旧年を倍するご鞭撻ご支援をどうぞ宜しくお願い致します。ムザイこのロゴもリンクしています月刊『無罪！』、Facebook『完全無罪』の読者の皆さん！賛同署名と署名の拡散を宜しくお願い致します。

２０１５年を越える２０１６年の闘いを！　（４）　十亀弘史

２０１５年を越える２０１６年の闘いを！十亀弘史４１年はあっという間に過ぎました。とりわけ、安倍政権と徹底して対決して、文字どおりの激闘を重ねた今年は、季節の移り変わりなどを実感するいとまもありませんでした。そして私たちは、そのような中で最高裁の早期結審を許さず、新たな年を迎えようとしています。これは、勝利そのものです。しかし、まだ無罪を確定させてはいません。来る年においてこそ、２８年間の怒りの全てを込めた、これまでで最大のそして最後の闘いを最高裁に叩きつけなければなりません。創意をこらし、理不尽への怒りと闘いへの共感を集め、今までにないダイナミックな闘いを共に進めて、無罪を確定させましょう！了

２０１５年を越える２０１６年の闘いを！　（３）　十亀弘史

２０１５年を越える２０１６年の闘いを！十亀弘史３私たちの弾圧との闘いは、いうまでもなく階級闘争の鎖の一環をなし、階級的労働運動や闘う学生運動と一体です。被告団は１年間あらゆる闘いの現場に立ち続けました。福島、三里塚、ヒロシマ、国鉄闘争や安倍倒せの集会やデモ、１１・１労働者総決起集会など全ての現場で、あらためて労働者の団結と国際連帯のものすごい力を実感しました。「被告」であるために現地に行くことはできませんが、韓国・民主労総のゼネストに胸の底を激しく揺さぶられました。また、裁判員制度に反対し、「現代の治安維持法と闘う会」の活動を積極的に担い、完黙・非転向の原則を堅持し、深め、広げています。何よりも徳島刑務所包囲闘争に参加し、星野文昭さんを奪い返して絶対に再審無罪を実現しようとの決意を新たにしました。星野さんの闘いは、迎賓館・横田の闘いも含む、階級闘争の全体を大きく包摂し、未曾有の勝利の地平を切り開いています。つづく

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