西部邁とのささいな思い出 第二回「9.11から小林よしのりへ」 【ブログオリジナル記事】
9.11に衝撃を受けた僕は、しばらくして本屋に向かった。不安からか好奇心からか、おそらくその両方からだろう、僕は初めて自発的に活字本を買おうという行動に移っていたのであった。イスラム関連の本が大量に店頭に並び、ウサマ・ビン・ラディンを表紙にした本が数多くあった。ただ、何を読めばいいかも分からず、活字を見るだけでも大変だった僕が選んだのは、当時ちょうどこの事件に反応し、単行本にその事件について書いていた...