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国際時事

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国際社会で現在焦点となっている時事問題をとりあげたエントリのコミュニティです。 紛争・戦争・政治・経済のニュースから話題のトピックまで、海外の時事に関するTBをお寄せください。
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8,267件
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131人

国際時事の記事

2020年02月 (1件〜50件)

  • #マイケル・ハドソン
  • #文明の命運
  • 2020/02/29 15:12
    海外渡航を全面禁止しない中国の大罪

    中国政府の公式見解によりますと、中国全土に広がっていた新型コロナウイルスは、湖北省以外では新たな感染者が一桁台となり、効果的に抑え込まれているそうです。都市封鎖等の大胆な措置が功を奏したとして自画自賛する一方で、諸外国については手厳しい評価を下しています。特に日本国に対しては、‘防疫体制が全くなっていない’と言わんばかりであり、上司の部下に対する態度のようです。自国で感染症が猛威を振るっている間は日中友好を強調して甘い対応を暗に要求しながら、自らが‘回復’した途端に態度を豹変させ、忖度して病を受け入れてくれた相手国に対して厳しい対策を求めるのですから(日本国も規制対象国に…)、その変わり身の速さには唖然とさせられます。安倍首相による突然の小中高等学校の一斉休校措置も、中国からの対策強化圧力の結果であったとは考え...海外渡航を全面禁止しない中国の大罪

  • 2020/02/28 14:41
    新型コロナウイルスが暴く‘情報化社会’のパラドックス

    新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、人々の生命や健康に対する重大な脅威となると共に、今日、人類が抱えている様々な問題を炙り出すことともなりました。その一つが、情報化社会の真逆な実像ではないかと思うのです。グローバル時代の幕開とは、高度に発展したテクノロジーに支えられた情報化社会の到来を意味しました。その理想像は、国境を越えて様々な情報や知識が自由に行きかい、知的な刺激が世界各地で画期的なイノヴェーションを生み出すような、活気にあふれた社会として描かれています。しかしながら、情報化社会の先端を走る中国を震源地とする新型コロナウイルス感染症の拡大は、理想と現実とのギャップを痛いほど見せつけています。その現実とは、情報化社会とは、自由な情報空間ではなく、情報統制社会に過ぎないということです。本記事で説明するまでも...新型コロナウイルスが暴く‘情報化社会’のパラドックス

  • 2020/02/27 17:24
    中国人入国禁止に踏み切れない日本国政府に防衛はできる?

    日に日に新型コロナウイルス感染者数、並びに、死亡者数が増加し、国民の多くは感染の不安を抱えながら日々を過ごしています。こうした中、誰がどう見ましても理解し難い事態が起きています。それは、かくも国内に感染が広がりながら、日本国政府が、中国からの入国を全面的に禁じていないことです。政府は、政策の重点を水際対策から感染者対応に移すと説明しており、既に中国人の入国禁止を実施する段階は過ぎていると判断しているようです。中国政府は、湖北省以外の中国全土での感染は封じ込めていると主張しておりますので(もしかしますと、中国各地の感染者が、‘湖北省送り’になっているのでは…)、日本国政府は、中国からの‘情報’を鵜呑みにしている、あるいは、中国の‘政策’に従っているのかもしれません。同ウイルスによる感染病が発生して以来、情報の隠蔽...中国人入国禁止に踏み切れない日本国政府に防衛はできる?

  • 2020/02/26 14:00
    新型コロナウイルスが国家を改変する?

    日本国政府は、中国における新型コロナウイルスの発生を知りながら、中国人の入国禁止措置や適切な検疫ことを怠り、国内での感染拡大を許してしまいました。このため、高レベルで安定していた安倍政権の支持率も急落するに至ったのですが、日本国政府の中国に対する自己犠牲的な配慮もどこ吹く風で、中国では、日本国や韓国での感染者拡大を受けて同ウイルスの逆流を警戒し、両国からの全ての入国者に対して二週間の隔離措置をとる地方政府も現れています。湖北省や浙江省等を除き、日本国政府が中国人の自由な出入国を許しながら、当の中国では自らが感染させた先の諸国からの入国に対して厳しい規制が課されるのですから、日本国政府も国民も、この措置には釈然としないことでしょう。もっとも、中国の自己中心的な思考傾向を考慮しますと、こうした不本意な顛末は十分に予...新型コロナウイルスが国家を改変する?

  • 2020/02/25 18:47
    リスク情報は個人情報の保護が及ばないのでは?

    個人のプライバシーは基本的には尊重されるべきものです。ITを駆使して厳格な国民監視体制を構築した中国に対する批判も、政府が国民各自の個人情報までをも完全に掌握してしまうその侵害性にあります。他者が知ってはならない私的な領域は確かに存在するのですが、個人に関わる情報が他者を害するリスクがある場合には、プライバシーの保護にもおのずと限界があるように思えます。神奈川県でも新型コロナウイルスの感染者が複数報告されているのですが、先日、自治体当局によって記者会見がキャンセルされる事態が発生しました。その理由は、寸前に至って感染者が自己に関わる情報の公開を拒絶したことによります。担当者の方は熱心に同感染者を説得したのですが、パニック状態に陥っていたこともあって、どうしても情報公開の許諾を得られなかったそうです。このため、感...リスク情報は個人情報の保護が及ばないのでは?

  • 2020/02/24 13:28
    新型コロナウイルスが不況を招くとは限らない

    日本国政府は早々に水際対策を放棄し、新型コロナウイルスの感染スピードを鈍化させ、ピーク時の感染者数を低く抑えつつ、重症化を防ぐことに政策目標を移したようです。日本国内での感染拡大、並びに、死亡者の増加を暗に認めたこととなるのですが、何としても中国からの渡航の全面禁止をしたくない政府の意向も疑われ、釈然としない気持ちになる国民も少なくないのではないかと思います。船内感染や下船後の発症が報告されているダイヤモンド・プリンセス号の惨事が示すように、残念ながら政府の対応は期待薄です。否、中国に配慮するばかりに事態を過小評価し、それが仇となって被害を拡大させる怖れもあります(親中国であるカンボジアでも、受け入れたウエステルダム号の下船者から感染者が…)。結局、一般の日本国民が感染防止のために個人としてしなし得る事は限られ...新型コロナウイルスが不況を招くとは限らない

  • 2020/02/23 18:57
    マレーシアへの亡命を目指したロヒンギャ人49人をビルマ(ミャンマー)当局が逮捕

    19日、ミャンマー(ビルマ)当局がヤンゴンでロヒンギャ人49人を逮捕した。彼らはマレーシアへの亡命を目指していた。 49人中、28人が成人女性、18人が成人男…

  • 2020/02/23 15:43
    感染者国籍国負担の原則を国際ルールに

    今月19日に発表された観光庁の統計によると、1月に訪日した中国人の数は92万4800を数え、一月としては過去最高を記録したそうです。中国が海外への団体旅行を禁じた1月27日には既に感染者2744人、死者80人を記録し、爆発的な感染拡大が起きています。日本国内にも感染者が多数滞在していた可能性は高く、感染経路がはっきりしないケースは中国人訪日客からの感染なのかもしれません。ダイアモンド・プリンセス号については、船籍はイギリス、運航会社はアメリカ、乗客乗員の国籍は日本国籍を最多としながらもまちまち、そして、停泊地は日本国の横浜であり、強い国際性を特色としています。複数の国家が関わるため、検疫や感染防止措置といった行政権は日本国が及ぼしつつも、管轄権や乗客・乗員の保護責任についてはスポットが生じ、不十分、かつ、一貫性...感染者国籍国負担の原則を国際ルールに

  • 2020/02/22 13:14
    生物化学兵器説が暴く中国の悪行

    ダイアモンド・プリンセス号から下船した乗客の一人がイスラエルで感染が確認され、同国最初の新型コロナウイルスの感染者となりました。人類はパンデミックの瀬戸際に立たされているようにも思えるのですが、同ウイルスの発生源については未だ特定されていません。このため、人工ウイルス、あるいは、生物兵器説が根強く、真偽は不明ながら、‘中国共産党の公式軍事ポータルサイト「西陸網」が、武漢の肺炎を引き起こす新型コロナウイルスが人工的に合成されたものであることを認めた(匿名の方から本ブログのコメント欄に寄せられた情報)’、あるいは、ロシア政府が同ウイルスを人工ウイルスと認定したとの情報もあります。発生初期の段階では、一般のメディアも中国政府による武漢への人民解放軍投入も報じていましたので、同説の信憑性は否定はできないのですが、その一...生物化学兵器説が暴く中国の悪行

  • 2020/02/21 13:35
    クルーズ船下船者が感染源になるリスク

    横浜港に停泊していたダイアモンド・プリンセス号は、それ自体が‘病院船’に改造すべきほど多くの新型コロナウイルスの感染者を出してしまいました。凡そ3700人の乗員乗客の内、2月19日の時点で621人が感染しており、その感染率は凡そ17%にも上ります。このため、二週間の隔離期間を設けた日本国政府の措置に対して、内外から厳しい批判を浴びることとなったのですが、さらに国民を不安に陥れたのが、クルーズから降りた人々に対する措置です。信じ難いことに、公共交通機関の利用も自由な形での帰宅を許したのですから。オーストラリア当局は、同船舶から下船した二人のオーストラリア人の感染を公表しています。下船に際してウイルス検査を実施しており、この時の検査では感染者の二人は陰性であったとのことであり(もっとも、陰性については、日本国政府の...クルーズ船下船者が感染源になるリスク

  • ブログみる初心者が使ってみた「ブログみる」アプリの率直な感想 - 団塊ジュニアの令和の日記
  • 2020/02/20 13:45
    新型コロナウイルスの‘正体’によって対策は変わる

    止まらぬ新型コロナウイルスの感染拡大を前にして、日本国では政府も既存マスメディアもパニックや混乱の発生を避けるべく国民に冷静な対応を求めています。しかしながら、その一方で、同ウイルスは科学と政治の両面から謎があり、この謎が解明されない限り、国民の不安を払拭することは殆ど不可能です。そして、同ウイルスには、以下のような複数の説が主張されており、どの説が正しいかによって、対策も著しく違ってくるのです。第一の説は、中国政府による公式見解です。同説に従えば、新型コロナウイルスは、武漢市の華南海鮮卸売市場で取引されていた野生動物から人へと感染したものであり、自然界の生息してきたウイルスの一種となります。SARSよりも感染率は高いものの致死率は低く、死亡者も高齢、かつ、持病を有する人に集中する傾向があるとされます。日本国政...新型コロナウイルスの‘正体’によって対策は変わる

  • 2020/02/19 13:39
    中国との‘友情心中’を迫られる日本国

    世論調査によりますと、一般の日本国民の凡そ8割は中国に対して好感情を抱いてはいないそうです。それにも拘わらず、新型コロナウイルスの感染拡大を前にして、日中両国の政府が‘心中’のために手を繋いだため、一般の日本国民は生命の危機に晒されています。あたかも、一家の心中で巻き添えとなった子供たちのように…。もっとも、日中の両国は一つの‘家族’でもなく、行き来や交際はあるものの、少し離れたところに住む隣人に過ぎません。しかしながら、同隣人と個人的に親しい、あるいは、中国の‘家来?’である自民党の二階幹事長や公明党の斎藤幹事長は、隣人宅で命に関わる未知の感染病が発生しているにも拘わらず、積極的に‘友情’と‘支援’をアピールしました(両国の心中は、‘友達心中’とも呼ぶべきでしょうか…)。その後、中国からも歯の浮いたような友好...中国との‘友情心中’を迫られる日本国

  • 2020/02/18 15:19
    誰も教えてくれない新型コロナウイルスの毒性

    武漢をはじめとした主要都市を封鎖しても、新型コロナウイルスの感染者、並びに、死亡者数の増加に歯止めがかからない中国では、新たな治療方法として回復者の血液から採取した血漿を投与するという方法が注目を集めているそうです。上海公衆衛生臨床センターが同方法を試みた結果、呼吸困難等に陥っていた重症患者も速やかなる回復を見せており、この結果に自信を得た中国当局は、回復者に対して献血を呼び掛けているのです。これまで、同ウイルスが引き起こす症状に対しては、SARSやエイズ等の治療に用いられてきた抗ウイルス薬の併用が有効とされてはきたもの、専用の治療薬や治療法は存在しない状態が続いてきました。先が見えない中、全世界の研究機関や製薬会社等が予防ワクチンや治療薬の開発に乗り出した矢先、画期的な治療法が発見されたのですから、人類にとり...誰も教えてくれない新型コロナウイルスの毒性

  • 2020/02/17 13:41
    裏目に出る習国家主席の新型コロナウイルス対策

    新型コロナウイルスの猛威は、中国の一党独裁体制をも窮地に追い詰めている観があります。同ウイルスの蔓延は、これまで封じられてきた習近平国家主席、並びに、現中国の国家体制に対する批判が表面化する切っ掛けとなったからです。予想外の展開に焦りを感じたのか、習主席も自らの‘指導力’の誇示に必死です。しかしながら、焦れば焦るほどに泥沼に嵌まるのは世の常であり、習主席も例外ではないようなのです。マルクスの思想を基盤にレーニンや毛沢東等が発展させたとされる今日の中国の共産主義にとりまして、‘指導原理’は独裁的国家体制を支えるキーワードです。プロレタリアート(所謂‘人民’)の独裁体制における人民の平等を理想に掲げつつ、何故、現実は真逆となり、少数の特権階級と化した共産党のみが権力を握り、さらにその上に独裁者が君臨するパーソナルな...裏目に出る習国家主席の新型コロナウイルス対策

  • 2020/02/16 18:58
    ‘正しく恐れよ’は偽善では?ー新型コロナウイルス対策

    昨日、外出した際に、ある場面に遭遇しました。それは、歩道を歩いている際に、後ろの方から中国語で話す声が聞こえてきた時のとこです。二人連れの若い男性が周囲に聞こえるような大きな声でしゃべっていたのですが、この時、この二人ずれの中国人の周辺を歩いていたと考えられる一人の男性が、この中国語の声に慌てるかのように、私を追い越して一目散で走り去っていったのです。そう言う私も、なるべく距離を置くべく速足となっており、この時、はたと自分も中国人を差別しているのか…と自問することとなったのです。避けられる側の立場からしますと決して心地よいことではありませんので、中国人から走って逃げようとした男性のみならず、自分自身の行動にもどこか心の痛みを感じる出来事だったのですか、それでは、無症状での感染の拡大が報告される中、新型コロナウイ...‘正しく恐れよ’は偽善では?ー新型コロナウイルス対策

  • 2020/02/16 17:46
    チベット仏教施設ヤチェン・ガルから中国当局により追放されたチベット人尼僧が自殺

    四川省のチベット仏教施設ヤチェン・ガルを追放され、拘留キャンプで拘束されていたチベット人尼僧が自殺した。拘束後の生活に耐えられなかったためだという。 「この尼…

  • 2020/02/15 13:52
    日本人の感染リスクレベルを調べるべきでは?

    純粋に科学的な見地に基づいて事実を見据えれば、人種や民族によって疫病の感染率や重症化度、そして死亡率には違いがあるそうです。スペイン風邪といった歴史的な惨事に際して収集されたデータからも明らかであり、SARSの感染地が主として中国に限定されたのも、同ウイルスが中国人に感染しやすい性質を有していたからであるとされます。政府もメディアも決して認めませんが、今般の新型コロナウイルスについても注意深く記事や報告の行間を読みますと同様の傾向が認められるそうです。アメリカなどの海外での感染例を見ますと、国籍を基準にして判別すれば、中国以外の外国籍ではありますが、人種や民族からしますとアジア系の中国人が殆どなそうです。この傾向から、新型コロナウイルスは人種としてはモンゴロイドに感染しやすく、特に中国人への高い感染率を示してい...日本人の感染リスクレベルを調べるべきでは?

  • 2020/02/14 13:09
    東京五輪中止・延期は検討すべきでは?

    昨日、夏季に予定されている東京五輪に関して、国際オリンピック委員会と大会組織委員会との間で事前会合の場が都内で設けられたことから、両者による記者会見が行われました。この席で、組織委員会側の森喜朗会長は、新型コロナウイルス肺炎による東京五輪の中止・延期は検討されていないと説明しています。しかしながら、本当に大丈夫なのでしょうか。森会長は、ネットやSNSなどで東京五輪の中止説が蔓延していることに憤慨しているらしく、‘デマ’という言葉を頻繁に使いながら、同説の打ち消しに躍起になっておりました。おそらく、開催が不安視されている中、国民の動揺を抑え、不安感を取り除きたいと考えたのでしょうが、むしろ、逆効果のようにも思えます。不安が増す理由は、端的に申しますと、五輪の開催による感染拡大のリスクが極めて高いからです。本日、同...東京五輪中止・延期は検討すべきでは?

  • 2020/02/13 14:54
    日本政府のクラウド発注問題―情報の支配力

    情報化時代を迎えた今日、誰もが情報収集並びに情報管理の重要性を、日々痛感させられております。そしてこの問題は、支配の問題でもあります。米系のGAFAや中国系のBAT等による情報独占が今日問題視されるのも、情報を握る者が経済全体を支配するリスクがあるからです。そして、こうした民間企業、並びに、官民が一体化した企業が情報を独占的に扱う権利を獲得すれば、当然に、政治的支配の問題も提起されます。この点に鑑みますと、今般、日本国政府が、各省庁に共通する基盤システムのクラウドについて、アマゾン・ウェブ・サービスへの発注の方針を固めたとするニュースは、一般の日本国民にとりましては不安材料となりましょう。何故ならば、基盤システムには、人事・給与や文書管理などが含まれているからです。第1の懸念は、人事や給与に関する情報は、それが...日本政府のクラウド発注問題―情報の支配力

  • 2020/02/12 22:42
    チベットで新型コロナウィルスに関するインターネット投稿を行った7人が中国当局に拘束される

    中国でコロナウィルス感染者が増えていることをインターネットでディスカッションしたとして、チベットのチャムドで7人が中国当局に拘束された。噂、誤った情報を拡散し…

  • 2020/02/12 16:36
    生物兵器説否定論への素朴な疑問

    本日の東洋経済のオンライン版に、中国の独立系メディアの‘財新’の記事として「新型コロナウイルス「生物兵器論」は本当なのか専門家見解「人工で製造することは不可能」とする記事を紹介しておりました。同ウイルスには、生物兵器用に遺伝子操作を加えたウイルスとする根強い生物兵器説があり、本ブログでも、その可能性について再三にわたり指摘しております。このため‘不可能’という文字に思わず反応してしまったのですが、本記事を読みましても、生物兵器説は否定しきれないように思えるのです。同記事は、財新の記者である楊睿、馮禹丁、趙今朝の三名の中国人によるものであり、独立系メディアとはいえ、中国政府寄りのスタンスで執筆された記事であることは容易に推測されます。論旨は、アメリカのオハイオ大学の獣医予防学の王秋紅教授による「現在、遺伝子配列が...生物兵器説否定論への素朴な疑問

  • 2020/02/11 13:31
    ダイアモンド・プリンセス号問題

    新型コロナウイルスの感染者が確認されたため、ダイアモンド・プリンセス号は横浜港に停泊したまま、乗客乗員共に同船内に閉じ込められた状態にあります。乗客乗員凡そ3700人の内、これまでのところ336人の検疫が実施され、70人もの多数の感染者が発生しています。その一方で、日本国政府は、既に症状が現れていたり、不調を訴えているなど、感染リスクの高い336人に対しては検査を行いましたが、それ以外の他の3000余名の全員の検疫は事実上不可能と説明しているため(そもそも、3000人程度で検査不能であれば、武漢レベルの事態となれば、日本国政府はお手上げになるのでは…)、無検査での上陸による感染拡大のリスクが高まっています。国際的にも関心が高く、WHOなども情報やデータ収集に強い関心を示しているようですが、感染リスクを最小限に抑...ダイアモンド・プリンセス号問題

  • 2020/02/10 14:51
    NHKは中国の報道機関?ー新型コロナウイルス生物兵器説をデマと断言するNHK

    昨日2月9日の午後9時より、NHKでは、‘緊急報告’と銘打って新型コロナウイルス肺炎に関する特別番組を放送していました。日本国内でも危機感が高まる中での放送であり、視聴された方も少なくなかったのではないかと思います。報道の自由が保障されている日本国ならではの独自の取材による事実の判明に期待したのですが、同番組、どこか怪しげなのです。特に驚かされたのは、同番組が、きっぱりと「生物兵器説はデマ」であると断言した点です。実のところ、同説をデマと決めつけたのは、私見の限りではNHKが唯一の報道機関です。SARSについても台湾の国家安全局長が生物兵器説を唱えたところ、中国の外交部報道官が激怒して否定したという一幕があったそうです。ところが、今般の新型コロナウイルスに関しては、その中国政府さえも押し黙っています。その一方で...NHKは中国の報道機関?ー新型コロナウイルス生物兵器説をデマと断言するNHK

  • 2020/02/09 15:27
    最悪を想定すべき新型コロナウイルス―健康保菌者のリスク

    本日の報道によりますと、日本国内初の新型コロナウイルス肺炎の感染者となった奈良県のバス運転手の方が退院されたそうです。重い病から回復し、無事に退院することができたのですから、本来は、大変おめでたいお話なのですが、同ウイルスが生物兵器として開発された人工ウイルスであると仮定しますと、一抹の不安が脳裏をよぎります。人工ウイルス説において最も有力な説は、同ウイルスは、SARS等を含むコロナウイルス菌とエイズウイルスを組み合わせたというものです。つまり、両ウイルスのハイブリットにより、自然界ではありえない感染力も毒性も強いウイルスが出現したこととなります。しかも、エイズは、後天性免疫不全症候群という正式名称が示すように、一旦感染しますと完治することなく長期的に人の免疫システムを蝕みます(免疫細胞であるCD4陽性T細胞に...最悪を想定すべき新型コロナウイルス―健康保菌者のリスク

  • 2020/02/08 17:34
    コロナウィルスに関する緊急委員会への台湾参加を拒否したWHOのテドロス事務局長の辞任を求める署名

    新型コロナウィルスへの対応に関する緊急委員会への台湾の参加を WHO が拒否しました。 また、緊急事態宣言も遅きに失しました。 世界の安全よりも中国の顔色を窺…

  • #ジャニー喜多川
  • 2020/02/08 13:30
    嘘は身を亡ぼす―李医師の死去が中国の体制崩壊を招く?

    新型コロナウイルスの危険性をいち早く察知し、感染拡大を防ぐために警告を発した李文亮医師が、自らも同ウイルスによる肺炎に斃れることとなりました。中国では、同医師の死を悼む声が広がると共に、同医師をめぐる政府の一連の対応に対する批判も高まりを見せています。そして、この動きは、中国の一党独裁体制を崩壊に導く可能性を秘めているように思えます。中国政府は、常々、国家レベルであれ、地方レベルであれ、巧緻な情報操作を以って国民を支配しようとしてきました。高度なITを活用した先端的な情報・通信システムを全国に張り巡らしたのも、個々の国民を徹底監視し、情報統制を徹底したいからに他なりません。目的のためには手段を択ばず、自らにとりまして都合の悪い情報は隠蔽する一方で、世論誘導のためには偽情報を発表することも厭わなかったのです。かく...嘘は身を亡ぼす―李医師の死去が中国の体制崩壊を招く?

  • 2020/02/07 13:36
    中国での生産再開は難しい

    例年であればとっくに春節の時期は過ぎているはずなのですが、新型コロナウイルス肺炎の蔓延により、中国では、延期に次ぐ延期により春節が明けず、長い冬の眠りに就いているかのようです。中国のみが季節が逆方向に移ろっており、首都北京でさえ人通りが少なく閑散とした光景が広がり、‘世界の工場’も休業状態にあります。こうした中国における感染病の拡大は、同国のみならず、中国市場に進出した海外企業にも多大なマイナス影響を与えています。日系企業も例外ではなく、報道によりますと、2月下旬頃までには終息に向かうのではないかとする希望的観測はあるものの、同地での生産再開の目途はたっていません。しかしながら、異常事態とも言える今般の感染拡大の状況からしますと、長期的な生産停止の覚悟が必要なようにも思えます(そもそも、中国政府が稼働再開を許可...中国での生産再開は難しい

  • 2020/02/06 11:52
    習主席国賓来日は無理では

    中国では新型コロナウイルス肺炎による死者が500人を超え、感染者数も増加の一途を辿っています。全国各地の都市が封鎖されるという非常事態にありながら、中国政府は、4月に予定されている習近平国家主席の国賓待遇による来日については予定を変更するつもりはないようです。しかしながら、日中双方の現状からしますと、同訪日、やはり無理なのではないかと思うのです。まずは、中国側の事情から見てゆくことにしましょう。新型コロナウイルスの初期対応の不備は、習国家主席を指導者として仰ぐ個人独裁体制に綻びをもたらしており、同主席が誤りを認めるという異例の事態に発展しています。神格化を以って全国民の前に君臨してきたさしもの習主席も、今般の感染症の拡大により‘化けの皮’が剥がれてしまった感があります。全ての行動が裏目に出ており(もしかしますと...習主席国賓来日は無理では

  • 2020/02/05 13:41
    否定できない新型コロナウイルス生物兵器説

    WHOがパンデミックの認定に煮え切らない態度を示す中、遂に、かのペストにまで喩えられるに至った新型コロナウイルスの感染拡大。ヨーロッパの人口を三分の一程までに減少させ、死亡率が30から90%とされたペストほどではないにせよ、同ウイルスが人々に与える恐怖感はペストに勝るとも劣りません。その主たる原因は、それが得体の知れない未知のウイルスであるためなのですが、とりわけ、同ウイルスが生物兵器として開発されたとする説は人々の恐怖心を倍増させているように思えます。新型コロナウイルスについては、動画を含む様々な情報がネット上にアップされていますが、中にはデマやフェイクニュースも少なくないそうです。騙されないように警戒が促されているのですが、不思議なことに、新型コロナウイルス生物兵器説については誰もがデマとは見なしていません...否定できない新型コロナウイルス生物兵器説

  • 2020/02/04 18:07
    「宗教の悪しき影響を広めようとした」チベット人12人が中国当局から懲役刑を受ける

    チベット人12人に懲役刑が出された。判決は東チベットのカムのソク県の裁判所で出され、刑期は1年から2年だ。12人は、「宗教の影響力で地方の政治に干渉しようとし…

  • 2020/02/04 11:39
    イギリスのEU離脱と新型コロナウイルス―国家の出入国管理権限

    2020年1月31日、イギリスは、1973年の加盟から半世紀を経ずしてEUから去ってゆきました。時を同じくして、人類は武漢発の新型コロナウイルスの脅威に見舞われたのですが、この二つの世界を揺るがせた出来事を観察しますと、ある共通点を見出すことができるように思えます。それでは、どのような共通点が両者にあるのかと申しますと、それは、両者とも国際組織というものの‘人の移動’に関する権限が注目された点です。イギリス国民がEU離脱を決定した最大の理由は、国家の主権的権限がEUに移譲されてしまうことへの危機感にあります。ブレグジットの最大の争点は移民問題とされましたが、移民の受け入れは国家の国境管理の権限と表裏一体ですので、移民問題=国家主権の問題とっても過言ではありません。つまり、EUにおいて域内の‘人の自由移動’が原則...イギリスのEU離脱と新型コロナウイルス―国家の出入国管理権限

  • 2020/02/03 11:44
    観光と命のどちらが大事?-新型コロナウイルス対策問題

    日本国への中国人観光客の数は年々増え続け、2019年には959万人を数えています。年間1000万人突破も間近に迫る中、武漢を震源地とする新型コロナウイルスの感染拡大がこの勢いに急ブレーキをかけています。訪日客の半減も予測されてはいますが、こうしたマイナス情報は、必ずしも悲観的に捉える必要はないように思えます。観光と命のどちらが大事?という二者択一の選択であるならば、誰もが後者を選ぶに決まっています。新型コロナウイルス肺炎に感染すれば、高熱のみならず咳や呼吸困難に苦しめられると共に、手足が動かずに脱力状態に至るケースもあります。最悪の場合には命を落とすことにもなりかねませんし、たとえ病院での治療を要さない無症状の状態であっても、保菌者であることが判明すれば、2週間程度は隔離状態に置かれることになりましょう。想像し...観光と命のどちらが大事?-新型コロナウイルス対策問題

  • 2020/02/02 12:49
    新型コロナウイルスに見る‘友情’を押し売りする中国

    新型コロナウイルス肺炎の全世界的な感染拡大を受け、アメリカ政府は、異例の入国禁止措置を採ることとしました。この決定に対して、中国政府は、‘困っている時に助け合う友こそが真の友’にもかかわらず、アメリカが事実上の‘大陸封鎖’という冷たい対応をしたとして憤慨しているそうです。しかしながら、中国のこの言い方、他の諸国にとりましては迷惑な‘友情の押し売り’ではないかと思うのです。‘困っている時の友が真の友’という言い方は、おそらく英語の諺である‘afriendinneedisafriendindeed’に由来し、日本語では「まさかの時の友こそ真の友」と一般的には邦訳されています。実のところ、この言葉は、日本国の茂木外相が武漢支援を中国の王毅部長に申し出た際にも用いられたと報じられており、全世界的に定着している言い回しな...新型コロナウイルスに見る‘友情’を押し売りする中国

  • 2020/02/01 17:41
    中国とネパールが「国境を違法に超えた」人の送還に関する秘密合意を締結。事実上、チベット難民が標的

    2019年10月に中国の習近平国家主席がネパールを訪問した際、秘密合意が結ばれた。これは、適切な文書を持たずに国境を違法に超えた人を1週間以内に引き渡すという…

  • 2020/02/01 13:11
    春節後の中国人Uターン問題―政府の対応は緩いのでは?

    新型コロナウイルスの全世界的な感染拡大を受けて、アメリカ政府は、「公衆衛生上の非常事態」を宣言し、過去14日以内に中国への渡航歴のある外国人を入国禁止とする方針を決定しました。同措置に対して、中国は‘薄情’であるとして反発を見せていますが(こうした措置が薄情であるのならば、中国政府による武漢封鎖は、なおさら‘薄情’なのでは…)、情報収集力に長けているアメリカの厳格な措置は、同ウイルスの脅威を物語っているとも言えましょう。その一方で、日本国政府の対応を見ますと、感染防止に万全を期しているとは思えません。報道によりますと、日本国政府が入国を禁じているのは、「入国の申請日前、14日以内に湖北省の滞在歴がある外国人、または、湖北省発行の中国旅券を所持する外国人」です。この規定に従えば、日本国内の大学に留学していた中国人...春節後の中国人Uターン問題―政府の対応は緩いのでは?

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